不動産仲介とは?仲介業者の必要性
2025-09-22- トップページ
- 資産コンサルチームの不動産コラム
- 不動産仲介とは?仲介業者の必要性
不動産仲介とは?支払う手数料と、仲介業者を利用するメリット
不動産を売りたい・買いたいと思ったときに、耳にすることが多い「不動産仲介」という言葉。
なんとなくイメージはできても、実際にどんなことをしてくれるのか、どんな費用がかかるのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、不動産仲介の仕組みや手数料の考え方、そして仲介業者に依頼するメリットについて、わかりやすくご紹介します。
■ 不動産仲介とは?
不動産仲介とは、売主さまと買主さまの間に立って、売買契約を成立させることです。
宅地建物取引業者(いわゆる不動産会社)のうち、「売主」や「貸主」ではなく「仲介(媒介)」と表示されている業者がこれにあたります。
仲介会社の主な業務は、
-
物件の価格査定
-
調査・広告活動
-
内覧の調整
-
契約書や重要事項説明書の作成
など。
これらの活動を通じて、売主・買主双方が安心して取引できるようサポートするのが不動産仲介会社の役割です。
その報酬として支払われるのが「仲介手数料」です。
■ 仲介手数料の仕組みと計算方法
仲介手数料は「成功報酬」です。
つまり、売買契約が成立して初めて発生する費用で、契約が成立しなければ支払う必要はありません。
宅地建物取引業法で上限が定められており、
**取引価格が400万円を超える場合は「取引価格×3%+6万円(+消費税)」**が上限です。
例えば、3,000万円の住宅を売却した場合は
👉 3,000万円 × 3% + 6万円 = 96万円(税抜)
支払いのタイミングは一般的に「契約時に半金」「引渡し時に半金」。
ただし会社によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
なお、**買い替えの場合(売却+購入)**は両方で手数料がかかるため、
売却3,000万円・購入3,000万円なら
売却時96万円+購入時96万円=**192万円(税抜)**となります。
■ 仲介業者に依頼するメリット
「手数料がもったいない」「自分で買主を見つければいいのでは?」
そう考える方もいらっしゃいます。ですが、不動産仲介会社を利用することには大きなメリットがあります。
1. 安心・安全な取引ができる
不動産取引には、法律・税金・登記・契約書作成など専門知識が欠かせません。
仲介会社は宅地建物取引士をはじめ、専門家が手続きをサポートするため、トラブルを防ぎながらスムーズに進めることができます。
2. 販売活動のノウハウとネットワーク
自分で買主を探すのは簡単ではありません。
仲介業者なら、物件の魅力を最大限に引き出した広告活動を行い、
ポータルサイト掲載や既存顧客への紹介など、効率的に購入希望者へアプローチできます。
3. 売却価格・条件交渉もプロが代行
市場相場を踏まえた価格設定や、条件交渉も仲介会社の重要な役割です。
買主との直接交渉で感情的なトラブルになるリスクも避けられます。
4. 売却後までしっかりサポート
引渡し・残代金決済などの最終手続きも、専門スタッフが立ち会い、最後まで責任を持って対応します。
安心して「次の生活」へ進めるよう、全力でサポートいたします。
■ まとめ:仲介手数料は“安心への投資”
仲介手数料は確かに安いものではありません。
しかし、**リスクを減らし、より良い条件で確実に売却できることを考えると、決して高くない「安心への投資」**だと私たちは考えます。
不動産売却は、人生の中でも大きな決断。
「少しでも高く売りたい」「トラブルなく安心して進めたい」
そんなときこそ、不動産のプロである仲介会社にご相談ください。
リアルパートナーズ株式会社では、
地域に根ざした経験と豊富な実績をもとに、
お客様一人ひとりに寄り添ったご提案をいたします。
📞 不動産の売却やご相談はリアルパートナーズ株式会社へ
「まずは話だけ聞いてみたい」そんな方もお気軽にどうぞ。
≪ 市況から読み解く!これから... | 一覧ページ |