お盆の時期に考える「不動産相続」〜夏だからこそ家族で話し合いたい大切なこと〜
2025-08-08- トップページ
- 資産コンサルチームの不動産コラム
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お盆の時期は、普段離れて暮らしている家族や親戚が集まる大切な機会です。
夏の帰省をきっかけに、家族の将来や実家の管理について話し合う方も多くなります。特に近年は、不動産の相続に関するご相談が増えており、お盆の時期は相続について考えるきっかけになることが少なくありません。
不動産の相続は、誰にでも起こり得る身近な問題ですが、いざ直面すると「何から始めればいいのか分からない」という声が多く聞かれます。実家や土地の扱いについては、日常の中では切り出しにくい話題ですが、家族が顔を合わせるお盆だからこそ話しやすいのです。
不動産相続でよくあるトラブルにはいくつかのパターンがあります。
例えば、相続人の意見がまとまらず「売却したい人」と「住み続けたい人」で対立してしまうケース、不動産の評価額が分からず公平な分割ができないケース、また相続財産の大半が不動産のため相続税を現金で支払えず困ってしまうケースなどです。
これらは事前の準備や専門家への相談によって回避できることが多いため、早めに向き合うことが大切です。
お盆の機会に家族で話しておきたいポイントは三つあります。
第一に、実家や所有する不動産の現状を把握することです。どこにどんな不動産があるのかを共有し、不動産会社に査定を依頼すれば売却価格や賃貸に出した場合の収益性も確認できます。
第二に、相続の方向性をイメージしておくことです。誰かが住み続けるのか、売却して現金化するのか、兄弟姉妹で共有するのかを早めに話し合うことで相続発生時の混乱を防げます。
第三に、相続税や費用の準備をすることです。不動産の評価額によっては相続税が発生する場合があるため、現金が不足することを想定し、生前贈与や生命保険なども活用して準備しておくと安心です。
また、夏の帰省で気づきやすいのが空き家の問題です。実家が老朽化していたり誰も住んでいなかったりすると、固定資産税の負担や景観・防犯への影響、売却や賃貸のしにくさなどさまざまなリスクが生じます。空き家になりそうな不動産については、相続前から話し合っておくことが重要です。
不動産相続は家族だけで結論を出すのが難しい場合が多く、売却や活用、相続税対策には専門的な知識が欠かせません。
こうしたときは、不動産会社とファイナンシャルプランナー(FP)、税理士などが連携してサポートすることで、家族の負担を大きく軽減できます。
リアルパートナーズでは、不動産の無料査定、相続相談、FPによるライフプランシミュレーションをワンストップでご提供しています。
お盆は、家族や親戚が集まる特別な時期です。
この夏の機会をきっかけに、不動産相続や実家の将来について話し合ってみてはいかがでしょうか。
相続は「まだ先のこと」と思っていても突然やってくるものです。
事前に準備をしておけば、トラブルを防ぎ、家族の関係を守ることにつながります。リアルパートナーズは、お盆をきっかけに相続や不動産について考え始める方を全力でサポートいたします。
どうぞお気軽にご相談ください。
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