一括査定サイトのメリット・デメリット
2025-07-28- トップページ
- 資産コンサルチームの不動産コラム
- 一括査定サイトのメリット・デメリット
そもそも不動産売却一括査定サイトとは?
不動産を売却する際、「少しでも高く売りたい」「信頼できる不動産会社に依頼したい」と考えるのは当然のことです。
しかし、不動産の売却価格やサービス内容は不動産会社によって大きく異なります。
そのため、複数の会社から見積もりを取り、比較検討することが非常に重要です。
こうしたニーズに応えるのが「不動産売却一括査定サイト」です。
一括査定サイトの仕組みやメリット・デメリット、そして利用時の注意点について解説します。
■ 一括査定サイトの仕組み
一括査定サイトは、売却を検討している不動産の情報(所在地、面積、築年数、種別など)を入力するだけで、提携している複数の不動産会社から査定結果を一括で受け取れるオンラインサービスです。
利用の流れは次の通りです。
- サイトにアクセスし、不動産の基本情報を入力
- 査定依頼を送信
- 対応可能な不動産会社が自動で選定される
- 各社からメールや電話で査定結果の連絡が届く
- 査定価格や対応を比較し、最終的に依頼する会社を選ぶ
これにより、自分で複数の会社に連絡を取る手間を省き、効率的に情報収集が可能になります。
■ 一括査定サイトを利用するメリット
- 複数の査定価格を比較できる
査定額は不動産会社によって差が出ることが多いため、複数社の査定を比較することで、相場を把握しやすくなります。
ただし、相場と乖離している金額を提示された場合は根拠を確認することが大事です。
- 優良な不動産会社と出会える可能性が高まる
一括査定サイトでは、厳しい審査を通過した不動産会社だけが提携していることが多く、信頼性の高い業者とつながるきっかけになります。
- 時間と手間を大幅に削減できる
自分で一軒一軒の会社に連絡する必要がなく、効率的に比較・検討が可能です。
- 売却戦略を練りやすくなる
各社の担当者とのやり取りを通じて、市場動向や販売方法などのアドバイスを受けることも可能です。
※ネット社会が進んでいる今、売却時の広告戦略などは非常に大事となります。
■ デメリット
- 営業連絡が増えることがある
一括査定を申し込むと、複数の不動産会社から連絡が来るため、電話やメール対応が煩わしく感じる方もいます。
連絡手段をメールのみに制限できるサイトを選ぶと、ある程度緩和されます。
- 査定額が必ずしも「売れる価格」とは限らない
高い査定額を提示する会社が、実際にはその価格で売れないこともあります。
査定額はあくまで目安であり、相場や成約実績を加味して冷静に判断する必要があります。
- 地方物件は対応会社が限られることがある
都市部と比べ、地方の不動産では対応可能な会社が少ない場合もあり、対応エリアの広いサイトを選ぶことが大切です。
■ 代表的な一括査定サイト
現在、国内には多数の一括査定サイトが存在します。代表的なものには以下のようなサイトがあります。
- HOME4U(NTTデータグループ運営)
業界大手で信頼性が高く、対応エリアも広い。 - イエウール
全国1600社以上と提携しており、地方にも強い。 - リビンマッチ
独自のAI評価機能を搭載し、早期売却に注力している。
それぞれのサイトには特色があるため、自身の目的に合ったサイトを選ぶことが大切です。
■ 上手に活用するコツ
- 査定は最低3社以上から取る
相場の精度を高めるためには、複数の査定結果を比較することが重要です。
- 過信せず、自分でも相場を調べる
一括査定の結果だけに頼らず、SUUMOやアットホームなどのポータルサイトで類似物件の成約事例を調べることも大切です。
- 「高値査定」に惑わされず総合的に判断する
査定額だけでなく、対応の丁寧さ、販売実績、担当者の印象も非常に大事です。
弊社でも査定を承っています。
相場の確認や、将来の売却、相続などなど、ご売却についてはいろいろな背景があります。
まずは是非お気軽にお申し付けくださいませ。
不動産の売却、購入はリアルパートナーズまで!
≪ 建設費高騰で再開発中止が相... | 一覧ページ | 売却する際の不動産会社選び... ≫ |