「路線価」と「実勢価格」の違い
2024-04-08- トップページ
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数々のお客様とご縁をいただき、お話をしておりますが、ご自宅の価値について「路線価」で計算している方が多い印象があります。
「路線価」と「実勢価格」の違いをご存じでしょうか。
◆路線価とは?
路線価とは、国税庁が毎年1月1日(7月に発表)している道路ごとの土地の価格です。
(さらに「相続税路線価」と「固定資産税路線価」に分類されます)
本来、土地はそのタイミングの「時価」を計算することが原則ですが、すべての土地の時価を算出するのでは、測る時期により金額が変わったり、そもそも土地
の数が膨大なため、金額算出が追い付かなくなります。
そこで土地に価格を設定し計算を一定で行えるようにしました。
この価格が「路線価」です。
https://www.rosenka.nta.go.jp/
◆実勢価格とは?
実勢価格とは取引される金額で実際に売買された際の金額です。
土地の価格にはエリアごとなどの相場がありますが、当事者間での事情、背景などがあるため、相場から離れた金額で成約となるケースがございます。
そのため、実勢価格は価格帯に幅が出ることがあります。
いずれも土地の価格を示しているのですが、2つの価格は同じ金額にはなりません。
そこで、「路線価」から「実勢価格」を簡単に求める方法を記載します。
【 土地の実勢価格=路線価評価額÷0.8×1.1〜1.2 】
ただしあくまでも参考値のため、実際の成約価格とは乖離が出る場合があります。
土地の場合、「間口」、「奥行き」、「高低差」、「形状」etc..
様々な要因で金額が変動するため、より実勢価格に近い価格を知るには不動産査定を行うことをお勧めします。
下記に査定フォームを貼付します。
是非、ご活用ください!
https://www.real-partners.co.jp/contents/owners_form.php
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