あなたの家の前の電柱移動できる?
2024-02-19- トップページ
- 資産コンサルチームの不動産コラム
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あなたの家もこんな物件ではないですか?
「この家の前の電柱がなければ駐車しやすいんだけどなぁ」
「電線が上を通っているけど大丈夫なんだろうか」
普段気にすることの少ない電柱ですが、査定時に家の前や横にあることが時折あります。
昭和に建てられた前面道路が私道の物件や、同じ建築会社が建てた開発用地では敷地内の電柱も見受けられます。
家の前に電柱があると査定に響くのか・今後買う物件の前に電柱があったときは移動ができるのかなどを今回はお伝えいたします。
1.家の前に電柱があると査定に響く?
正直にお伝えすると、査定金額に影響します。。。
電線・支線が隣地に越境するケースや敷地面積が減少するなど、場合によっては査定金額にも大きな影響を及ぼします。
2.電柱を移動させることはできる?
敷地内にある道路を道路に移動させる場合、基本的には許可が下りないケースの方が多いです。
敷地内に元々あった電柱の場合は、歩行上の安全性・道路の幅・種類等の理由で否認となった事例が多くあります。
しかし、全てがダメというわけではありません。
例えば、2区画に分けることができる土地を売却する場合に、電柱が敷地内にあり分割が不可能となるケースなどでは、申請した結果にもよりますが許可が下りた事例がございます。
また、道路内での移動や敷地内での移動であれば、認められるケースが多いです。
敷地内の移動をするだけでも、物件の見栄えや電線位置によっては査定金額が上がるかもしれません。
3.電柱があるメリットとは
逆に電柱があるとデメリットしかないのでしょうか。
実は電柱が敷地内にあると、少しだけお金がもらえます。
敷地内に電柱がある場合、その電柱の電力会社から土地の使用料としてお金が振り込まれます。
毎年1500円と微量ではありますが、特に気にしない場所にある場合は使用料のみ振り込まれることになります。
※尚電柱所有者の変更届けを出す場合、契約書番号が必須となります。お手元に契約書類がある場合は大切に保管してください。
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今回は家の前にある電柱にフォーカスをしてみました。
電柱以外にも、あなたの家をできるだけ高くるための「“コツ”」はまだまだございます。
高く売りたいけど、面倒ごとは避けたい・・・
どんな会社に頼んだらよいかわからない・・・
などなどただでさえ少し怪しい不動産営業に対して不安な方がほとんどだと思います。
詳しいことを調べないまま売却すると、かえって損をしてしまうことも多いのが不動産の世界です。
ぜひ、不動産の購入・売却共にプロであるリアルパートナーズ資産コンサルユニットにあなたのお悩みをお伝えください♪
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