今後住宅ローン金利は上がるのか?
2023-01-20- トップページ
- 資産コンサルチームの不動産コラム
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本日のテーマは、住宅ローンの金利があがる噂について触れていきたいと思います!
多くのご家庭が、住宅の購入を検討するにあたって住宅ローンを組むことを検討されているかと思います。
住宅ローンを組む際に一番気になるのが「いくらくらい借りられるのか」だと思いますが、それと比例して「金利はどれくらいなのか」も同じくらい気になりますよね?
そもそも住宅ローンの変動金利は日本銀行が設けている短期プライムレートというレートが基準となっており、半年に1度見直しが行われています。
見直しはされているものの、ここ数年はそのレートに変動はなく、現在の基準金利である【2.475%】という数字が維持されています。
ただ、最近「今後金利が上がるかもしれない」という噂を耳にしたことはございませんか?
長年低金利が維持されてきた住宅ローンの変動金利も、なぜ今上がるかもしれないと噂されているのか理由を探ってみました。
・不景気だから金利があがるのではないか?
・海外では金利の利上げが行われて話題になっている
・日本でも「利上げ」「利上げ」とたちまちニュースになっているから
・多くの商品やサービスなどの物価が上昇しているため金融商品も上がるのでは?
・固定金利が上がってきているから、変動も上がるんでしょ?
・日本銀行の黒岩総裁が退任したタイミングで現在の「金融緩和政策」が変わるのでは?
など、調べてみると様々な考えがあるようです。
また、金利が上がらないと思うと考えている意見へも目を向けてみました。
・金利が上がったら家を買う人がいなくなるから結果として景気悪化に繋がる
・利上げが行われると企業や個人で借入することが難しくなり経済が回らなくなる
・金利が上がることで国債の価値が下がり円安の後押しになってしまう。
・
など、景気悪化に繋がるから上げてはならないという意見が多いように見えます。
私たちのような不動産会社では、住宅ローンのご相談も承っている為多くの銀行とやり取りを行っております。
とはいえ、どこの不動産会社でも、どこの銀行でも今後の金利がどうなるかは一切わかっておりません。
わかっていることとしては、ここ1年程度で固定金利が0.30%ほど上がっているという現実です。
これは仮に4000万円の借入を35年ローンで組んだ場合、およそ250万ほど利息分の差が生じます。
■1.380%の場合(2022年2月ごろ)
4000万円 35年間ローン → 利息10,457,177円
■1.680%(2023年1月現在)の場合
4000万円 35年間ローン → 利息12,933,094円
こうしてみると借入する際の金利がどれだけ重要か理解できるかと思います。
今後の金利の動きは読めないものの、利上げする可能性があるようであれば、低金利の金融緩和政策が行われている今のうちに住宅ローンを組んで不動産を購入した方がメリットが大きいのではないかと私たちは考えています。
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