SDGs(持続可能な開発目標)と切っても切れない不動産
2022-10-17- トップページ
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昨今、ニュースや新聞など耳にすることが多い「SDGs」。
まずSDGsとは何でしょうか。
SDGsとはSustainable Development Goalsの略称であり、日本語では持続可能な開発目標と訳されることが多いです。
17のゴール、169のターゲットから構成され、2030年までに持続可能でより良い世界を全世界で目指しましょうというものです。
17のゴールとは下記の項目であり、項目の中からさらに細分化していきます。
「地球上の誰一人取り残さない」と理念を掲げ、地球を保護しながらすべての人がより平和、より豊かさを得ることができるような社会づくりを目指しています。
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
17の項目を見ると、各個々人の行動一つ一つがSDGsを意識できることと思います。
また、より生活の豊かさを求めていくことになるとやはり住環境は欠かせません。
もともと日本の不動産市場といえば、長い間新築至上主義が強く、住宅のスクラップアンドビルドを繰り返していました。
解体時に大量の廃材が生まれていたことから環境面で強く懸念されておりましたがエコマテリアル(二酸化炭素排出や環境負荷が少ないリサイクル材などの利用)であったりと、環境を良くしようとする動きも見受けられます。
そのほかにも例えば..
・省エネ住宅
・太陽光パネルの設置
・建物の長寿性
・安全性
など、以前と比べて耳にする回数も増えてきたと感じます。
住宅ローン減税の制度も以前と変わり、建物の省エネ基準などによって今後控除額が変動するなど、様々な事柄は変化しています。
中小の不動産会社で構成される公益社団法人「全日本不動産協会」も空き家問題への取り組みや、既存住宅の流通活性化などさまざまな活動をスタートしています。
SDGsの動きが世界中に広まっていくとともに、SDGsが当たり前の考えになっていく日も遠くはないと思います。
話題の今だからこそ、ご自宅のことを考え、様々なことをご検討してはいかがでしょうか。
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