駅近VSバス便エリアの物件
2024-12-13- トップページ
- 資産コンサルチームの不動産コラム
- 駅近VSバス便エリアの物件
不動産を購入する際、物件選びの重要なポイントとなるのが「駅近物件」か「バス便エリアの物件」かという選択です。
それぞれにメリットとデメリットがあり、ライフスタイルや将来的な資産価値を考慮した上で決断することが大切です。
本日は、それぞれの特徴を比較し、不動産購入や売却時の視点から考えるべきポイントをご紹介します。
駅近物件のメリットとデメリット
メリット:
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利便性の高さ
駅近物件は通勤や通学に便利で、時間を節約できます。
また、周辺にはスーパーや飲食店、病院など生活に必要な施設が充実しているケースが多く、生活の利便性が向上します。 -
資産価値の安定
駅近物件は人気が高く、需要が途切れにくいため、将来的な売却時にも高い価格が期待できます。
デメリット:
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価格が高い
駅に近いほど価格が高騰する傾向があります。
駅近くの土地については、背の高い建物を建築できるため土地の価値が高く見られます。
その為、土地面積の小さな3階建てなどが多く窮屈さを感じることもあるかもしれません。 -
騒音やプライバシーの懸念
駅周辺は交通量が多く、夜間も賑やかなため、騒音や人目が気になることがあります。
また、大きな道路に面することや、線路沿いになることもあるため音だけでなく振動も気になる場合もあります。
ちなみに、音が気になる場合にはインプラス という後付け可能なサッシを内側につけることで音を軽減することもできます。
バス便エリアの物件メリットとデメリット
メリット:
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広い居住空間
郊外物件は土地が広く取れるため、家族構成が多い方や趣味に使えるスペースを求める方に最適です。
カースペースを2台取りたい、バイクなどを手入れするガレージが欲しいという方にはおススメです! -
価格が比較的安い
同じ予算で駅近物件よりも大きな家や庭付き物件を手に入れることが可能です。
デメリット:
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交通の不便さ
通勤時間が長くなる可能性があり、公共交通機関が少ないエリアでは車が必須になる場合も。
しかし、横浜市内、川崎市内などはバスの本数も多く、駅から離れたところでスーパーや商業施設が集まっているエリアもあります。
また、横浜と言えば坂が多いイメージだと思います。
駅まで徒歩20分坂道を歩くよりも、バス停まで徒歩4分ほどで駅までアクセスできる立地の方が生活がしやすい場合もあります。 -
資産価値の変動リスク
バス便エリアは人口減少や需要減少の影響を受けやすく、将来的な資産価値が不安定になる可能性があります。
地方都市になると、現在も人口が減り、緩やかに地価も下がりつつあります。
主要都市圏は地価が上がっているので、横浜市、川崎市内で資産価値が下がる見込みは現状少なそうです。
神奈川エリアでは、中古物件の流通が多く、ライフステージに合わせてお住み替えを検討される方が非常に多いです。
お子様がいらっしゃるうちは大きな建物が必要になると思いますので、大き目な4LDKで落ち着いた環境で子育てをするのもいいかもしれません。
逆に、ご購入から20年、30年経ったときにはご夫婦お2人の生活となり大きなお家は必要なくなることもあるかと思います。
その際には、お車も乗らなくなり駅近くのマンションに住まれるのもいいですし、今流行りの移住をしてゆったりとした生活をおくるのもいいですね!
駅近物件と郊外の広々物件の選択は、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自身のライフスタイルや将来的なニーズに合った物件を選ぶことが重要です。
また、不動産は資産価値の観点からも慎重に選ぶ必要があります。
住宅購入の際には、イメージができる直近数年ではなく、老後の生活やお住み替えのプランなども考慮して物件を探していくことが大切です。
リアルパートナーズでは、ファイナンシャルプランニングを活用して、それぞれのライフプランにあった住宅を提案しております。
ぜひ、横浜、川崎で住宅購入、ご売却を検討される際には、リアルパートナーズにご相談ください!
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