不動産売却時に知っておきたいお役立ち情報
2024-10-04- トップページ
- 資産コンサルチームの不動産コラム
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不動産売却は、購入とは異なる難しさが伴います。特に大切なのは、適切な価格設定、売却タイミング、そして売却にかかる費用や手続きについて理解することです。
本コラムでは、不動産売却を成功させるための重要なポイントを解説します。
適切な売却価格の設定
不動産売却でまず行うべきことは、適切な売却価格を設定することです。
過大評価した価格を設定すると、買い手が見つからず、長期間売れ残るリスクがあり、周辺地域の売出し中の物件や、最近売却された類似物件の価格を調査することが重要です。
不動産査定には「机上査定」と「訪問査定」の2種類がありますが、できれば実際に物件を見てもらう訪問査定を選ぶと、より精度の高い査定結果が得られます。
売却タイミングを見極める
不動産市場には季節や経済状況によって売れやすい時期が存在します。一般的に、春と秋は不動産市場が活発になる場合があります。
特に春は、新学期や転勤シーズンの影響で引越し需要が高まるため、売れやすい時期とされています。また、経済状況や金利の動向も売却タイミングに影響を与えます。住宅ローンの金利が低い時期は、購入者が増えるため売りやすくなることが多いです。
一方で、個々のライフスタイルや状況によっても売却タイミングは変わります。
例えば、転勤や家族構成の変化などの事情で売却を急ぐ必要がある場合は、市場の状況に関係なく早期の売却を目指すことになります。
物件の魅力を引き出す「ホームステージング」
売却時には、物件の魅力を最大限に引き出すことが重要です。
その一つの手法として「ホームステージング」があり、弊社でも実施しています。
ホームステージングとは、物件を購入希望者にとって魅力的に見せるために、家具の配置やインテリアを工夫することで、特に空き家やモデルルームでは、適切な家具や小物を配置することで、購入希望者に住んだ際のイメージを抱かせやすくなります。
売却にかかる費用を把握する
不動産売却には、さまざまな費用がかかります。事前にこれらの費用を把握し、売却後の手取り金額を計算しておくことが大切です。
主な費用としては以下が発生します。
- 仲介手数料: 不動産会社に売却を依頼した場合、仲介手数料が発生します。通常、売却価格の3%+6万円(税別)です。
この費用は成約時にのみ発生します。
- 譲渡所得税: 不動産売却によって利益が出た場合、その利益に対して譲渡所得税が課されます。ただし、マイホームを売却する場合には、「3,000万円の特別控除」などの税制優遇が適用されるケースが多く、税額が軽減されることがあります。
所有期間5年以内で39.63%、5年以上で20.315%が税率となります。
- その他の費用: 売却時には、測量費用や解体費用、引越し費用などが発生する場合もあります。また、住宅ローンが残っている場合には、売却代金でローンを一括返済する必要があります。
不動産会社の選び方
不動産会社選びは、売却を成功させるための重要なポイントです。まず、信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。不動産会社によって得意とするエリアや物件の種類が異なるため、自分の物件に合った会社を選ぶことがおススメです。
不動産会社を選ぶ際には、複数の会社に査定を依頼し、対応や説明の分かりやすさを比較することをお勧めします。
査定額が高すぎる場合は要注意で、売却が長引く可能性があるため、現実的な価格を提示してくれる会社を選び、また、会社の規模だけでなく、担当者の知識や提案力も重要です。
信頼できる担当者と一緒に売却を進めることで、安心して取引を進めることができます。
まずは不動産売却についてご興味があれば、お話を聞かせてください。
上記の事柄以外にも細かなポイント、スケジュール、ご状況などをお伺いしながら、最適なご提案をいたします。
是非、売却をご検討の際は、お問い合わせください!
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