来年から住宅ローン控除が使えなくなる?
2023-07-10- トップページ
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住宅を取得する大きなメリットである住宅ローン控除ですが、来年2024年から使えなくなる可能性があるのはご存じでしょうか?
2024年からは、ある一定の基準を満たすことができない住宅は住宅ローン控除を利用することができなくなります。
上記の表のとおり、2024年以降、省エネ基準に適合していない住宅は住宅ローン控除を受けることができません。
では省エネ基準とは何か?といいますと
・断熱等級4
・一次省エネルギー等級4
をクリアしている必要があります。
また、建物が基準をクリアしていても証明書を提出する必要があるため、この点にも注意が必要です。
この2023年・2024年の判断基準は「入居時期」となります。
つまり、2023年に不動産の購入契約をしても、完成が2024年の物件だった場合、2024年の税制が適用となります。
幸いにしてこの場合は住宅ローン控除がゼロになるわけではなく
上限2,000万円・期間10が適用になるわけですが、それでも
上限3,000万円・期間13年である2023年の住宅ローン控除額を期待していた場合、
ショックは大きいと思います。
さらにさらに、断熱等級については現在の最高等級である「等級4」は2025年以降、最低の等級となり断熱等級5〜7が新設される予定です。
断熱性能が高く、快適な住宅が増えることは喜ばしい事ですが、当然ながら建築費は高くなり、
現時点でも高くなった不動産の価格は今後、さらに高くなることが予想されます。
これに加えて、2025年以降、建築確認取得の際、2階建ての住宅も構造計算が義務化されることにより
(これまでは3階建てのみ提出が義務でした)
さらに建築コストは高くなります。。
今後、どんどん高騰することが予想される中、今の建築コストでマイホームを手にすることができ
2023年の住宅ローン控除を利用するには今がベストなタイミングです。
年末が近くなると、駆け込み需要も予想されますし、今なら物件の選択肢も豊富です。
この夏、本気でマイホーム購入を考えてみませんか?
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