相続時の小話
2022-02-21- トップページ
- 資産コンサルチームの不動産コラム
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みなさんこんにちは。
今回は皆様から受けるご相談の中で、相続に対してのお話が多いと感じたのでよくある一幕をご紹介します。
以前相続税の負担を減らすために所有されている土地にアパートを建てるよう提案されている方がいました。
確かにアパートを建てる事で評価額が下がり、借り入れによりマイナスの財産をつくる事で対策となります。
しかし、借り入れによる相続対策は先々相続が起こったときに納税資金を工面するのが大変となることがあったり、財産の大半が不動産だと分割が困難になり相続人の間で揉めてしまう可能性があり、「争続」と呼ばれる状況に陥りかねません。
また、所有者が認知症になってしまったりすると事前の売却等も大変になります。
そのようにならないように相続税の算出をしたり、どう対策をしていくかしっかりと今後を見据える動きが必要です。
税計算に関しては税理士が専門ですが、ご紹介も可能なのでまずはご不安な点お気軽にご相談下さい。
相続というと節税を如何にするかという点に関心を持たれる事が多いですが、今後相続人となる方同士が関係性を悪化させるのが最も悲しいことです。
「相続」が「争続」ではなく「笑顔相続」になるように事前の対策をしていきましょう。
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