気密性・断熱性が重視される今、建売住宅を選ぶメリットとは?

2025-07-25

ここ数年、日本の住宅市場では「高気密・高断熱」が重要なキーワードとなっています。住宅の快適性、省エネルギー性、そして将来の光熱費まで左右するこの性能は、注文住宅を中心に注目を集めています。
しかし、「建売住宅=性能が低い」というイメージは果たして本当でしょうか?

今回は、気密性や断熱性を重視しつつも、建売住宅を選ぶことのメリットについて詳しくご紹介します。

 

建売住宅の性能は本当に劣っているのか?
かつては、建売住宅=コスト優先、性能は二の次という風潮があったのは事実です。
しかし現在では、住宅性能に関する基準や消費者の意識の高まりを背景に、建売住宅でも高い気密性・断熱性を備えたものが増えています。

具体的には以下のようなケースが増えています。

<省エネ基準に適合した建物の増加>
多くの建売住宅が「住宅性能表示制度」に基づき、断熱等性能等級4以上や一次エネルギー消費量等級4〜5を満たしています。

<ZEH仕様や長期優良住宅の建売も登場>
「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」仕様の建売住宅も登場し、太陽光発電システムと高断熱化を標準装備した物件が増えています。
これにより、光熱費を抑えつつ快適な室内環境を実現できるため、家計にも環境にもやさしい住宅として注目されています。

加えて、長期優良住宅の認定を受けた建売住宅も近年急増中です。
これは「長く快適に住める家」であることを国が認定する制度で、耐震性、省エネ性、維持管理のしやすさなどが一定基準をクリアしていることが条件です。

長期優良住宅は住宅ローン控除や固定資産税の優遇などのメリットもあり、建売でも資産価値の高い選択肢として人気を集めています。

<気密測定を行う企業の増加>
一部のビルダーでは、気密測定(C値の測定)を行い、C値1.0以下の住宅を提供しているケースも珍しくありません。
つまり「建売だから性能が低い」というのは過去の話であり、現在では多くの建売住宅が十分に高性能であることが分かります。

★建売住宅を選ぶメリット
では、性能がある程度確保されている今、建売住宅を選ぶことにはどんなメリットがあるのでしょうか?
1. コストパフォーマンスが高い
建売住宅は同じ仕様の家を複数棟一括で建てるため、建材費や施工コストを抑えることができます。これにより、注文住宅と比較して同じ性能の家をより安価で手に入れることが可能になります。
2. 完成物件を見てから購入できる
完成済みの建物を内覧してから購入できるのは建売ならではの安心感です。断熱材の施工状態や窓の性能、室内の温度感などを実際に体感することができます。
3. 入居までが早い
建売住宅はすでに完成しているか、工期が決まっているため、契約から引き渡しまでの期間が短く、すぐに入居したい人にとって大きなメリットです。
4. 手間が少ない
間取りや設備、仕様の打ち合わせなどが不要なため、仕事や子育てで忙しい家庭でもスムーズに購入できます。

建売住宅も「賢く選べば高性能」
気密性や断熱性を重要視する時代においても、建売住宅は「手軽さ」「価格の安さ」「入居の早さ」といった大きなメリットがあります。
しかも、近年では性能面でも十分に優れた建売が多数存在します。

住宅購入は大きな決断です。
だからこそ、「建売=妥協」ではなく、「建売=コスパ重視の賢い選択」として前向きに検討してみてはいかがでしょうか?

リアルパートナーズでは注文住宅をご検討されている方へ土地のご紹介の他、建売住宅やマンション購入等のお手伝いをしております。
まずはお話だけでも大丈夫なのでお気軽にお問合せください。

 

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