2025年4月から義務化! 〜太陽光発電のメリット、デメリット〜
2025-01-17- トップページ
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- 2025年4月から義務化! 〜太陽光発電のメリット、デメリット〜
太陽光発電は、近年注目を集めている再生可能エネルギーの一つであり、その採用が世界中で進んでいます。
特に日本のような資源が限られた国において、太陽光発電は持続可能な社会の実現に向けた重要な手段とされています。
本コラムでは、導入についてメリット、デメリットについて詳しく解説します。
太陽光発電のメリット
- 環境にやさしい
太陽光発電は、電力を生成する過程で温室効果ガスや有害物質をほとんど排出しないため、地球温暖化を防止し、環境保護に貢献する大きな理由の一つです。
また、石炭や天然ガスといった化石燃料に依存しないため、資源の枯渇問題への対策にもなります。
- エネルギーの自給自足
太陽光発電システムを家庭に設置することで、エネルギーの自給自足が可能になり、電力会社への依存度を減らし、エネルギーコストを長期的に削減できます。
- メンテナンスコストの低さ
一度設置した太陽光パネルは、長期間にわたり安定して動作します。
基本的な掃除や点検を行うだけで、約20〜30年の寿命を持つため、日常的なメンテナンスの負担が軽減されます。
太陽光発電のデメリット
- 導入コストが高い
太陽光発電システムの導入には高額な初期費用が必要です。家庭用の場合でも、数百万円規模の投資が求められることが多く、補助金制度を利用しても全額を賄うことは難しいケースが多いです。
- 発電量が天候に左右される
太陽光発電は、天候や時間帯による発電量の変動が大きいという特徴があります。
曇りや雨の日には発電効率が低下し、夜間は発電ができません。
そのため、発電量を安定化させるためには蓄電池を併用する必要があり、蓄電数の設置にはさらなるコストがかかります。
- 土地や設置スペースの確保が必要
太陽光パネルを設置するためには、十分なスペースが必要です。
特に都市部では、設置スペースの確保が難しい場合があります。
また、大規模な太陽光発電所を設置するためには森林や農地を切り開く必要がある場合があり、環境問題などを引き起こす可能性があります。
- 廃棄物問題
太陽光パネルには、ガラスやシリコン、希少金属などが含まれており、廃棄時のリサイクルや適切な処理が課題となっています。
太陽光パネルの耐用年数は20〜30年が多く、2030年〜2040年ごろには大量の廃パネルが出てくると予想され、現状では埋め立てる以外の方法が難しい状況です。
東京都では2025年4月以降に建築される新築建物は太陽光パネルの設置が義務付けられ、川崎市も話し合いが続いている状況です。
購入のタイミングによって、太陽光パネルの設置が必要かどうかが変わりますので、ご購入のタイミングには注意が必要です。
また、新築戸建ての金額がさらに上昇すると、中古戸建ての市場も活性化することが予測されます。
高値でのご売却のチャンスでもあるため、売却をご検討されるのであれば、是非ご相談ください!
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