地震に強い家にする方法とは
2024-11-07- トップページ
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地震対策構造の違い
近年、大きな地震が発生をして近い将来大きな地震が起こるのではないかというお話を聞くことも珍しくないかと思います。
地震に対する対策や、住宅購入を検討するうえでどういった建物が地震に強いのか、気にされている方は少なくないはずです。
本コラムでは、この3つの地震対策構造について解説し、購入の際の参考にしていただければと思います。
まず、建物の地震対策には、耐震・免震・制震という3つの構造があり、それぞれ異なる仕組みとメリット・デメリットがあります。
(出典:https://www.homes.co.jp/cont/buy_kodate/buy_kodate_00622/)
1. 耐震構造
耐震構造は、建物自体を強くすることで地震の揺れに耐える仕組みです。壁や柱、梁を強化して建物を安定させるため、コストが低く、工期が短いというメリットがあります。しかし、耐震構造は揺れを直接受け止めるため、家具の転倒リスクや上層階での揺れが大きくなるデメリットがあります。
2. 免震構造
免震構造は、建物と地盤を切り離し、揺れが直接伝わらないようにする仕組みです。建物の基礎部分に免震装置を設置し、大きな地震でも揺れを抑えられるのが特徴です。その結果、家具の転倒や建物内部の損傷が少なく、安全性が高い反面、建設コストが高く、施工業者も限られるため、費用面では負担が大きくなります。
3. 制震構造
制震構造は、ダンパーなどを建物内に設置し、揺れを吸収する仕組みです。特に高層ビルで有効で、揺れを軽減する効果が期待できます。免震に比べるとコストが低く、余震にも強いのが利点です。ただし、制震装置の設置位置によって効果が左右されるため、設置計画が重要です。
不動産購入を検討する際は、建物がどの地震対策構造を備えているか確認し、どの構造が自身の生活環境に適しているかを判断することが大切です。また、構造だけではなく地盤改良工事なども建物の強さには関係してきます。
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